駒制作 試作品第1号➁

目止めの練習

 試作品の彫りが大分進みましたので、目止めの練習をすることにしました。彫りの失敗作や練習で彫った駒を使ってセラックニスを塗ってみます。

ニスの量や塗り方などいまいち分からないので何度か練習が必要です。黄楊でない木地で練習した時はニスが濃すぎたようでべとついた感じになりましたので、今回はセラックニスをラッカーうすめ液で倍くらいに薄めて塗ってみることにしました。

筆は百均で買ったものです。彫り駒なので字母紙はつけたままにし、字の回りのせまい範囲にしてみました。
ニスを振って攪拌するのを忘れました。もう一度塗るのでいいことにします。

結果を見てどうゆう塗り方が良いか再度考えてみます。

飛車落ち定跡 第3章 6四銀型 5二金待機➂

前回で、基本図からⅠ.▲4五歩、△同歩、▲同桂の手順が終了しました。今回はⅡ.▲4五歩、△同桂、▲同桂、の手順から進めていきます。

基本図からの指し手Ⅱ  ▲4五歩、△同桂、▲同桂、△2四歩 、▲2六歩、△7四歩(第1図)

 上手のこの上手の待機手順は、大山名人の「大山の将棋読本5、駒落ちの勝ち方」と板谷八段監修の「飛落精妙」に書かれています。「大山の将棋読本」と 「飛落精妙」 は玉型が微妙に違いますがこの後の手順は同じです。 「将棋飛落角落定跡」 では上手△2四歩と受けず、下手▲2五歩から仕掛ける順が載っています。

 第1図は下手攻め手に困るようですが、桂得はやはり大きく本譜の順で攻めが続きます。

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