飛車落ち定跡 第3章 6四銀型 跳ね違い定跡➂ 将棋ソフトの新手法

前回までで、3三桂留跳ね違い定跡の検討を一通り終わりました。今回は将棋ソフトの新手法を紹介します。

第4図は第1図から▲4五歩、△同歩、▲同桂、△2五桂、▲2二角成、△同金、▲3三角、△4四角、▲同角成、△同銀と進んだ局面です。第4図から定跡の▲3三角に代えて▲3一角が将棋ソフトの検討で示された手です。

第4図からの指し手 ▲3一角、△3二金、▲6四角成、△同歩、▲5三銀(第25図)

 ▲3一角から角をきって強襲するのが新手法で、十分成立しているようです。こういう直線的な手順はプロ棋士は軽視するのかもしれません。

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