米国株式市場の最近の状況について

11月16日の楽天証券の広瀬隆雄さんのセミナーで米国株式市場について参考になるお話がありましたので簡単にまとめてみます。
米国10年債の利回りは非常に重要なので常にチェックが必要である。
➁昨年のトランプ勝利から米国株はズドーンと上昇。減税等で景気が良くなるとマーケットは期待した。実際にはトランプはビジネスマンで議会政治はつたなく、なにも決まらず税制改革法案も滞っている。

➂利回りがずるずる下がっている。景気は強くないとマーケットは見ている。株式市場の金融相場から業績相場への移行はうまくいっている。
➃10年債利回り-2年債利回りは、ゼロまでまだクッションがある。現在はいい湯加減ということ。

➄第3四半期の決算は、売上高はサプライズ。米国株はシラーPERなどからも割高水準だが、割高=暴落ではない。低金利、ドル安が株価を支えている。業種では素材は好調だが中国次第であり、IT関連が業績は良い。
➅個別銘柄では業績好調なもの。ペイパル(PYPL)、Venmoが大学生などにクールと言われている。スクエア(SQ)、スモールビジネスのプロ達が使っておりマーケットは大きい。キャタピラー(CAT)、ポジティブサプライズ。エヌデビア(NVDA)、ビデオゲームが好調。自動運転はそんなに大きくない。マイニングにGPUを使う。その他JPM、FB、AAPL,AMZNなどを取り上げていました。
➆北朝鮮問題は先制攻撃すると次の選挙で負けるのでやらないだろう。

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