駒制作 試作品1号➀

急に思い立って3月から将棋駒の制作を始めることにしました。きっかけは将棋駒研究会の「駒のささやき」という本をヤフオクで3万円で入手したことで、自分でもやってみたいと思いました。

もう年寄りですので、なんとか自作の駒を一つでも制作できればと思っています。また、記事を書くことで、これから将棋駒をつくってみたいという方に少しでも参考になればと考えています。

3月から開始して2か月になりますが、最初は道具を揃えることと知識を得ることに時間がかかってしまい、練習はしていたもののようやく全駒の試作に取り掛かったところです。

具体的な制作方法についてはこれから徐々に書いていきますが、まずは試作品の制作過程を紹介したいと思います。

試作品彫り

字母紙は、「天童楷書中彫り」とフリーで使用してよい勝仙師の字母紙を参考にして作成した自作の「中彫り」書体です。下手でお恥ずかしいのですが、反省材料として掲載することにしました。

とにかく練習が必要です。
彫り跡は修正していますが、きれいに
いきません。
写真では分かりにくいですが金の中央部分の丸い部分がざっくりいっています。作り直しです。

字母紙(部分)です。

彫りやすいように中彫り程度にしてあります。

もう少しで彫り終わるので、目止め、漆入れ、研ぎ出しまで1回試してみようと思います。

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