駒制作 試作品第1号➃

研ぎ出し練習

失敗した駒で漆入れの練習をしていますが、漆が乾いたので研ぎ出しの工程をやってみます。漆は2日で乾いたように見えましたが、念のため1日待ちました。

220番のペーパーで手でとれなかった字母紙を軽く取り除き、400番のサンドペーパーで残った字母紙、ニス、漆をとっていきます。

左の2個が黄楊、右3個がイタヤカエデです。馬は
ザックリした跡が見えます。にじみはないようです。
写真では分かりにくいですが、桂など漆が欠けているところが2箇所あります。ニスが濃くなったようです。また、彫り跡の輪郭線がギザギザになっています。うまく彫れているかここまでくると分かります。

練習結果の確認

練習の結果セラックニスは2倍以上薄めてもよいこと、漆は思った以上に微量でよいことが分かりました。また、字の輪郭線のギザギザが目立つので一気にきれいに彫ることが必要ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です