古い駒の汚れ落とし

実物はもっと汚れた感じです。

ヤフオクで送料込み三千円くらいで落札した駒ですが、かなり汚れて黒くなっていましたので汚れ落としを試みました。天童中彫りは天童楷書の中では一番好きな書体で、銀と歩が気に入っています。

汚れ落としの方法としては、「将棋駒の世界」増山雅人著の中で牛乳を布につけて拭くやりかたが紹介されています。駒木地は水に弱いのですが、牛乳は脂肪分を含んでいるので大丈夫ということです。

私は百均のダイソーで売っている「マイクロファイバークロス」(下の画像で駒の下に敷いているもの)を使って牛乳をつけて拭いていますが、手垢の汚れ等はかなりひどい汚れでも結構落ちます。それでも落ちない場合はサンドペーパーで表面を削ることになりますが、字が細くなるので気を付けなくてはなりません。

照明の加減できれいに見えますが実際は
汚れが残っています。
まあまあきれいになったので、この後800番から
1300番くらいのサンドペーパーで磨いてみます。

牛乳と「マイクロファイバークロス」の組み合わせは、安く入手できるのがなによりです。一度お試しになってください。

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