Ponanza敗れる


5月5日に行われた、第27回世界コンピュータ将棋選手権の決勝リーグは、最終戦でPonanza vs elmoの全勝対決となり、elmoが勝って会場は大変な盛り上がりでした。えびふらいさんの生中継を後半からみていましたが、Ponanzaがelmoに2連敗するとは驚きでした。

第1図で△1七香と捨てて飛の横ぎきを消し、以下▲同飛、△7六飛、▲7七歩、△8九銀で第2図

△8九銀と強襲していつものPonanzaの寄せが決まったと思ったのですが、どうも読み抜けがあったらしく寄せきれずelmoの勝勢となりました。
elmoは居飛車党で横歩取りが得意のようです。やねうら王ファミリーで定跡を使っているとのことでした。
決勝は将棋の内容も良く、非常に面白く見れたと思います。
写真はmtmtさんのTwitterのものを使わせていただきました。
  

詰将棋 独楽のさとを掲載します。


昭和47年の近代将棋新年号付録の故北原義治氏作「独楽のさと」を等サイトに掲載します。100局あるので3つに分けてあります。原本が破損してきましたので忘備の意味もあります。また、少し感傷的な感じの序文も一緒に載せてあります。
ページ上部の「独楽のさと」等となっているところ(スマートフォンの場合は「メニュー」)をクリックしてください。作者の実力を感じさせる好作品揃いと思います。
解答編は徐々に載せる予定です。

第27回世界コンピュータ将棋選手権が開始


本日から5月5日(金)まで世界コンピュータ将棋選手権が開催されます。今回の注目は、なんといってもディープラーニングによる学習を取り入れたPonanzaの連覇がなるかというところですが、今回のPonanzaChainerは昨年技巧に敗れた反省からか、ハードもすごいようです。
PonanzaChainerのアピール文書の内容がそのとおり発揮できれば、優勝は間違いないですし、2016年のPonanzaとどう違うかも興味深いです。
他のソフトでは、昨年2位の技巧などですが、最近のプログラムの進歩のスピードは速いので、新しいソフトが出てくるかもしれません。
インターネットでは特設サイトえびふらいさんのなま放送でどうぞ。