飛車落ち定跡 第4章 6四歩持久戦型 新手法の仕掛け➁

前回に続き新手法の仕掛けを調べていきます。基本図からⅠ.▲4五歩、△同歩、▲同銀、△4四歩の変化です。前回は▲同銀、△同桂、▲同桂の手順を調べました。

基本図からの指し手  ▲4五歩、△同歩、▲同銀、△4四歩(第1図)

 4四歩には➀▲同銀、△同銀右、▲同飛、➁ ▲同銀、△同銀右、▲同角がありますが、どちらも意外に難解です。平手では優勢の局面ですが、飛車落ちの実力差を考えると微妙な形勢です。ただ、比較的一本道ですので将棋ソフトを味方にして手順を検討すれば乗り切れるのではないかと思います。▲同飛がメインルートですが、▲同角と両方を紹介します。

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